ミクロ・パラダイムシフトとは「常識が取って代わる」と「思考の構造が変わる」このような小さなパラダイムシフトのことです。通常の、パラダイムシフトという言葉は日本語で言えばニューサイエンスによる思想構造改革でしょうか。これまでの常識で考えられていた、根底でとされていた考え方が激変し、物の見方や世界が変わってしまうという事です。わかりやすいところで言うと、かつて中世のヨーロッパでは、宗教がすべての学問を担っていました。地球は平で最果ては滝のようになっており、世界の、宇宙のすべてが私たちの地球を中心に回っていると考えられていました。それは常識であり前提であり事実でした。それに異を唱える事は異端児であり反秩序的、反宗教的でした。

 

ただ、時代の流れと天才達の出現により「いやこれはおかしい」と。なった時、その気付きに基づき検証をすると実際には、地球は宇宙や世界の中心なんかではなく、ほかの惑星のように回っているという事がわかりました。前者が天動説で、後者が地動説です。ひとたび地動説が正しいとなると、みんな誰もが昔信じて疑わなかった考え方を捨てて新しい考え方のもと事実を認識するようになりました。

 

大きな見方をすると、このような事が今もあちらこちらで起こっているのです。

 

ちょっと見方を変えましょう。左の図 (My Wife and My Mother-In-Law,1880) をみてください。若い婦人が載っています。これを眺めているとある時を境にもう一つの隠された絵が見えてくるようになります。見えましたか?

 

このように、見え方が違うと初めからの考え方や物の見方や思想が変わってくるのです。私たちは生まれながらにして、情報革命のまっただ中にいます。昔の人々からすれば、想像もつかない事だらけだと思います。つまり必然的にそういった方々と私たちの物の見方は違うわけです。みんなが新しい科学や新しい技術や新しい常識によって考えるのならば、パラダイムシフトという物は時代の変遷と共に必然的に起こりえる事なのです。

 

僕は、個人においても成長と共にこのような思考の構造の変化や改革が起こっていると考えます。日々の暮らしの中で考え方が一変するような出来事は起こるわけです。そうすると、常識がいっぺんに崩れてなくなります。自分の内の常識が変わる時、自分の吐き出す思考は必ず変わるのです。「常識が取って代わる」と「思考の構造が変わる」このような小さなパラダイムシフトをミクロパラダイムシフトと呼ぶことにしました。そして、冒頭で説明した通常のパラダイムシフトをマクロパラダイムシフトとします。マクロパラダイムシフトの発生は、ミクロパラダイムシフトを興します。ミクロパラダイムシフトの連続は、マクロパラダイムシフトへ向けてのパワーの蓄積となります。

 

wikipedia

パラダイムシフト(英: paradigm shift)とは、その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することを言う。パラダイムチェンジとも言う。科学史家トーマス・クーン科学革命で提唱したパラダイム概念の説明で用いられたものが拡大解釈されて一般化したものである。パラダイムシフトは、狭義では科学革命と同義である。