はじめに。何故だか、僕は「家計簿」をどうやってつけているかについて聞かれますのでまとめたいと思います。※ここから、ご紹介する方法論と目的はあくまでも僕の考えなので、より良い方法を生み出す為の参考にして頂ければ幸いです。

まず、家計簿をつける考え方からですが、そもそもこの世の中のお金のしくみという項で書いている通り、お金は増やさないともったいない。と思っております。そんな僕は、次のように数年前に思いました。

 

  1. 僕たちはいくら稼いでいるのかハッキリしたい=額面ではなくて、本当に手にする収入の合計
  2. いま本当にお金が必要で全て現金で用意したらいくら集めれるか知りたい
  3. 先月と比べて、前年と比べて上記の金額は増えているのか?減っているのか?いくらなのか知りたい
  4. このままゆけば、半年後、一年後にはどのくらいの資産になっているのか
  5. 外貨や有価証券や不動産等を合わせると資産はいくらなのか知りたい

 

家計を記録する動機は、お金の流れを把握する事で、節約をする為の物ではありません。その為、僕はこの支出がこんだけ出ているのでここの無駄を省き〜〜〜。なんて言う事はしません。そんなのしなくても、今の自分の収入とおおよその支出が頭にしっかりと入っているのであれば、無駄な事なんてほとんどしないはずです。子供だって、500円もって買物に行けばその中でなんとかしようと無意識のうちにするはずです。500万円入ってくるとわかっていたらその中で、最もお金が生きる使い方を自然とするはずです。

 

間違っているかも知れない「家計簿に救済を求める考え方」

  1. 節約したい/ムダが無いか知りたい → 無駄や見直しが大幅にあればそれも可能かと思いますが、それをする事によって大幅に改善できるのであれば、家計簿なんかつけなくても心あたりがあるはずです。
  2. 貯金がしたい → 毎月絞って踏ん張って、貯金へ捻出し貯める事は凄く大切だと思います。ですが、僕の場合そこに焦点をあてるよりも、まず単月の黒字化は収入の増加によってもたらされ、さらに投資によって今ある増加率がどんどん多くなる=貯蓄も増えてゆくとしないと、理由や目的が無いまま自分達のルールばっかり厳しくなってゆとりのある暮らしが出来なくなります。
  3. 何となく不安だからつけたい → つければつける程不安は増えると思います。将来費用を考えれば考える程、ますます募る一方です。視点を少しだけ変えなくてはいけません。これは現在と将来の不安を解消する物ではないのです。

 

もし、上記のような問題の解決を家計簿に求めるのでしたらそれは難しい相談だと思います。家計簿は、問題が存在する事の裏付けにはなりますが、解決はしてくれないのです。大切なのは次の質問に答えれるかどうかです。

 

  • あなたとあなたの家族全員の通帳/財布に毎月いくらお金が入って来ていますか?
  • 例えば、明後日中に有り金全部を用意しなくてはいけないとき、ズボンのポケットもひっくり返して用意したすべての現金はいくらですか?
  • 毎月決まった日に上記の有り金勘定をした場合、先月/前年/一昨年と今月の差分はいくらですか?

 

まずは、この質問にすんなりと答えれるように記録をしましょう。これは、インターネット等で家に居ながらにして、銀行残高が調べれる時代ですから。すごく簡単ですよね。はい。やりましょう。

 

具体的に、なににどうやって記録するかと言う事ですが、書籍等の「家計簿」というたいそうな響きは、ちょっと身構えてしまって僕は引いちゃいました。一方、最近ではスマートフォンやフリーのアプリケーションが豊富にあり、すぐに気軽に家計簿を作成できるようになって来ています。どちらも使い方次第だと思うのですが、僕はデジタルデーターの方が色々なデーターの再利用がしやすいので良いと判断しました。ですが、フリーソフト等のアプリケーションは製造元がソフトの開発をやめてしまうと上手く使えなくなったり、フリーの物がシェアウェアになったり、パソコンや端末が変わると移行が大変だったり、、、と不安要素が多かったので、エクセル(今はmacなのでnumbers)を使用しています。僕の根本的な考えは前述の通りシンプルな物なので、簡単な表計算ソフトで十分です。numbers用ですが、以下のような表を作ってみてはいかがでしょうか。

 

家計簿/資産表※クリックするとzipファイルがダウンロードされます。

 

そもそも僕が一番大切にしているのは、収入の把握/支出の把握/投資・消費・貯蓄の把握/将来の想像・夢を見る事です。よく考えてください。あなた(や家族)の通帳には各人の収入が一目で記載されていると思います。これが凄く重要で、奥さんが旦那さんの給与明細をチェックしたりしますが、口座をきちんと把握していれば、そんな物は必要ないのです。むしろ一番大切なのは、現実に動くお金の額であって、それ以外の要素はいったん忘れてください。

 

そして、毎月この日と決めたら(たいていは月末ですね)その日を基準日として(ちょっとくらいずれたって良いんです)家族全部の口座/財布/へそくり/玄関の小銭・・・ありとあらゆるお金を数えてください。そして、そのお金を毎月ごとで比べると差分があるはずです。その金額が、本当の貯蓄額であり、支出額であるのです!!

 

この2点を行えば、少なくとも「①収入②毎月の支出or貯蓄」がわかります。これがわかる事が、本当に重要な事です。いま何かのトラブルで「あなたが用意できる全てのお金を出してください」となった時に自分が用意できる本当にスッカラカンになる額面はいくらなのでしょうか?まずは毎月のお金の動きを追っかけてみてください。