作り出すのには、見通しが必要だし、失敗を恐れずにぶつかる勇気がなければなりません。だから、やりなれたやり方をしていれば叱られないですむ、というような気持ちになじんだ子は、作り出す喜びを身につける事が出来ないのです。見通しを立てる為には、色んなものの中身にも、注意しなければなりません。必要に迫られてする以上の好奇心が必要なのです。だから人間のこどもはいろんなものを壊します。品物を、大事にするようにしつける事も必要ですが、それは、人のつくった物に対する尊重を支えにしていなければ値打ちがありません。しかられ、恐怖で触らないのでは駄目です。自分で壊したり、まとめたり、苦心して作り上げた事のある人だけが、ほかのものの作り出したものを、心から大切にできるのです。

ね、おはなしよんで こどものすばらしさが心にしみる
子供に読み聞かせをする為に作られた本です。初版は1962年で今も改版を重ねています。すごくよく考えて童話を選定しています。子供にす...