平和

子供は優しい心を持っています。自分より強いもの、怖いものから身を守り、仲間を競争相手とみて、出し抜く事を考える心からは、平和を守る力は出てきません。せっかく苦心して育ててきた子が、戦争などで無駄に死んだりする事は、誰だって望むはずはありません。だから誰だって平和が欲しいのです。けれども平和を守るのには、大きな勇気が必要です。怖い人の前では黙っているとか、私だけは逃れたいなどという気持ちがあれば、また私たちは戦争に巻き込まれ、子供まで巻き込んでしまう事になるでしょう。私たちにそういう弱さがあるとすれば、やはり、私たちがしかられるのが怖い、競争相手に勝ちたいという心を、おさない時から植え付けられた為ではないでしょうか。子供達にこの弱さを受け継がせてはなりません。子供の幸福の為に私たちは、誰の前でも、戦争は嫌だという事をはっきり主張する勇気を持ちましょう。

ね、おはなしよんで こどものすばらしさが心にしみる
子供に読み聞かせをする為に作られた本です。初版は1962年で今も改版を重ねています。すごくよく考えて童話を選定しています。子供にす...