ダメな女、と言う本を読んだ。この世の中にダメな人間がいるということは本当であると思う。しかしながら、自分はどうであるかと思ったとき、決してたいした差は無いと思うのである。“朝起きたら自分にこう言い聞かせる。--おせっかい、恩知らず、威張りやさん、裏切り者、やきもち焼き、社会性のないやつ、こういう連中を避けて通ることはできない。この連中の性質は、ひとえに善と悪について理解していないことによる。しかしぼくは、善の本性は美しく、悪の本性は醜いことを知っている。それに、駄目な奴とぼくの間にはそう大差はないことも知っている。”そして、ダメな人間と言うものは常に相対的なものであるが、その基準とは一体いかなるものなのか。はっきりとした基準を持っているわけではないのに、あいつはダメだと決めてしまう。でも、そう言う自分はどうであろうか?どれほどダメではないのだろうか?
と考えさせる一冊であった。
