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自然と廃車

日本では、廃車になる車は毎年500万台程度だと言います。忘れ去られた車達をみて、増え続けるものは必ずどこかで減ってゆきそれでバランスが保たれるのかなと思いました。日本の人口の死亡者数(年間)はだいたい120万人〜130万人くらいなのだそうです。高度経済成長時代から日本の経済を支えている自動車産業の未来はどうなるのでしょうか。

Wikipedia:廃車の行く末

  • 廃車後の車両の行き先として、自動車の解体屋、中古車としての流通がある。
  • 解体屋から先のリサイクル工程としては、部品別に分解して中古部品やリビルド品としての販売や、材質別に分別して原料として、再度自動車部品やその他の製品の製造に使用される。また、廃金属として中国など海外へ輸出されるケースもある。他にプレス機でサイコロ状にして海中に沈め、魚礁として利用されたケースもある。
  • 十分に使えると判断された”廃車”を中古車として流通させる場合もある。流通先として国内もあるが、海外に向けて輸出されるケースも多い。(特にロシア、アフリカなど。現地で日本国内専用車を相当数見られることから、日本から輸出された中古車両は多いと推測できる。)
  • 1BOX車などを中心に、鍵付きの倉庫として使われるケースも見受けられる。
  • 山や港、工業団地裏、橋脚下等に不法投棄される場合もある。そうした不法投棄車両が多数存在し社会問題化した為、2005年4月1日から自動車リサイクル法が施行され、一時期に比べて不法投棄車両は減少している。
  • 他の物品におけるジャンク品と同様に、破壊を前提とした興行や撮影(劇用車)に供されたり、何らかの実験台にされる場合もある。撮影に使用されるケースとしてはドラマや映画、再現ビデオなどのカークラッシュシーンに用いられる。興行としてはデモリッションダービー(廃車をぶつけ合い、最後まで動いていた者が勝ちとする競技)競技車両、モンスタートラック競技の障害物、カージャンプショーの際のクッションなどが挙げられる。

590万台水準で新車需要が安定している背景:http://www.marklines.com/ja/report/rep038_200201

  • JAMAの新車需要見通しに従えば、1998年以降5年間の日本の新車需要が、この間の日本経済の状況悪化にもかかわらず、ほぼ590万台水準で推移することを意味する。
  • 1997年以前の700万台から、590万台の新車需要水準への低下をもたらしたのは、保有台数の増加が鈍化したことによるものであるが、590万台水準での現在の安定をもたらしているのは、逆説的ではあるが、90年代に進行した車の使用期間の長期化の結果である。
  • 90年代後半の日本の新車需要は、車の使用期間が長期化し、代替需要が抑制されたことによっても市場の成長力を失ったが、その長期化によって高車齢化した車が、徐々に廃車時期に入りつつあり、市場をマクロバランス的に見た場合の代替需要となって、最近年の日本の新車需要を下支えているからである。