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ぼくのきづき

「どうやってお金を稼ぐか?」ではなくて、大切なのは
「どうやってお金を使うか?」ということ

今の収入よりもどうしたら増やせるか?と言う時に、どうやって稼ぐかと言うのは非常に身近な問題であるし、生活にも直結している。家族のために残業をたくさんして!と思う方もいれば、上司に気に入られるために休日のゴルフに付き合ったり、お客さんとの接待に精を出したり、、。アイディアはキリがない。

でも、少し考えてみると、そんなこと(=お金をどうやったら稼げるか)ではなくて、どのようにお金を使えばそれが増えるのか?と言うことを真剣に考え、実行しなければ増えるわけがない。今ある資源をどのように活かせば、手元の資源の価値を高められるだろう?元手を増やせるだろう?と。こんなあたりまえの原則でも、それができない。人間というのは不思議な生き物だ。


許しとは、過去を手放すこと

生きてゆく中で、もうあなたをゆるします。と言えないのは、つらいことだなと心底思う。それだけ憎んでいた相手や、許せない出来事があるんだろうと。それから、許しますと口では言ったものの、実は全然心の中に深くトゲが刺さってずっと抜けないこともある。

だけれども、辛さの度合いは違えど、許される相手と許す自分。過去にとらわれているのはいつだって自分自身だ。許される方なんて、そんなこと気にもしていないヤツばっかり。そう思っていたら、長い人生の中では、ひょっとしたら、自分もそんな一面があるのかもしれない。と思ってみたところで思い出せない。

だからこそ「許すよ」って言えない人は、言ってみるだけで、少しだけとらわれている過去が薄らぐような気がする。自分が忘れた失態だってそうだ。忘れているのはうわべの自分だけで、その実自分には刻み込まれているかもしれない。全てを許すことができなくても、どこか一部を許してあげる。そういうコツコツとした行いがいつか大きな山となるような気がする。