初めての七輪陶芸で陶芸家デビュー
ピザ窯、陶芸、井戸堀りは、ログハウス生活においては、憧れの存在です。普通はピザ窯から行くのが順当ですが、以前から気になっていた七輪で焼ける器の世界をのぞいてみることに。Youtubeでもいくつか作陶の方法が載っていますが、色々みた結果「とりあえず焼いてみたら良い」という結論に達しました。プロは、コスト見合いがあり、きちんと黒字化してゆくと思うんだけど、そこは素人。強みは時間と無駄です。
普通は何日もかけて焼くのが陶芸の窯(かま)だと思うけど、しちりんで焼く陶芸は、その日に焼き上がります。方法も単純で、七輪に炭を置いて、ドライヤーで強制的に空気を送り込み温度を高温にする。粘土で作った器をよく乾かして、徐々に熱くして行って、最終的に真っ赤になって数分〜数十分したら取り出してしまう。
これでいい雰囲気のぐい呑みやお皿や器ができたらすごく素晴らしいですね!

レンガで作ったバーベキュー台があったので、温めはそっちでじっくりとやることに。十分に温まったら七輪の方に一個づつ入れてゆきます。



焼いてます。どこに置いたらいいかわからなかったので、パーライトの上に置いてみたけど、これはあんまり良く無い選択でした。釉薬にくっつくので次は灰か何も敷か無いか、、、考えてみます。
出来上がった素晴らしい作品









何も難しいことは考えずに、手で作って、焼いてみたらこんなにも素晴らしいぐい呑みができました。高台の高いお皿たちは、割れてしまって全滅したけど、この器たちは生き残りました。全部割れるかもと思ってたら結構良い歩留まりです。ヒビが所々入っているのでひょっとしたら漏れるかもしれないけどと思いつつ、
早速、お酒を買ってきて入れてみたら、、、ぽたりぽたりと水がしみてきました。笑
これも楽しさの一つ。自分用なので、内側に漆を塗って水を止めようと思います。さて、今回うまくいったので、もう一度トライしたいと思います。そして、小さい登り窯を作ろうと思い立ちました。誰でもできる「マイクロ登窯」楽しみが増えています。
追記:1
2022年3月 NO.111 無釉薬初めて水漏れしない作品が生まれました。これからは釉薬も解放。







追記:2
2022年11月無釉薬で上手くいってから、夏は少しお休みをして釉薬有りの挑戦もやっとうまく行きました!思っているよりも釉薬が完全に溶け切るまで時間がかかるので注意が必要。不思議なのは、この一つの小さな器の中にも宇宙があるということ。









