みーこのお絵かき
子供のお絵かきは偉大だ。何を描こうとしたのかわからない。わかってもそれをどのようにイメージしたのかわからない。でも何かを表現しようとして、一生懸命にペンを使う様はみていて楽しい気持ちになってくる。秩序があるのか、それとも無秩序なのか。

4歳:僕はこれまで、丸を描くという行為は、一つの要素だと思っていた。ブロックのようなものだと思っていた。しかしみーこはこれの一つ一つに意味があると言う。これがお父さんでこれがお母さんで、これが・・・という具合に。それが構成されて全体としてまた別の意味を持つ。まさにそれ自身が意味を持つ漢字のように、一つの線を捉えている。

4歳:裏でいいんじゃなくて、裏が良いという素晴らしさ。表の出来事が浸透してできた裏面を愛でるその心はこども的なのか、むしろ大人的でさえする。


