アラタごろく
生きるということは、信じるということ。 信じるということは、ひとの想ったことを 憶えておくこと。
2020/子供の名言ってどこの家庭でもあると思うけど、アラタが5歳の時に放つその全ての言葉は、まさに自分では到底できない、魔法のようだった。
たまに子供に向けて難しい質問を投げていると、ある日、突然思いつくようで、本人はそれをわかってたと表現する。前に生きるっていのは、どういうことなんやろうね?と質問したら「お父さん。生きるっていうのはね、信じるっていうことやで」と衝撃の発言。そうか。生きるっていうのは、信じるっていうこと。深い。深すぎて何も言えないくらい。これしか無いっていうこと言うなぁ。
そこで、僕が気になっていたのが信じるって言うことはどう言うことなのかな?ってこと。当時も聞いてたけど、そこはまだ説明がつかないようだった。だけど、それから数週間後に「信じるって言うことはどう言うことなんかな?」とお風呂で聞いたら、少し考えて「ひとのおもったことを、おぼえておくってこと。うん」(そうやなとかみしめるように)と。「もともとわかってたねん!」そうか。。「ひとのおもったことを おぼえておく」この言葉の衝撃、正に真を得たり。(あらた4歳の頃)
ななころびやおき
くもんでならったことばが響いたみたいで、それ以来自分で書いて壁に貼ったり、諦めそうになった時に口に出したりしています。続けてよくいうのは「ななころびやおき、しっぱいはせいこうのもと」。その姿勢さえあればきっと大丈夫でしょう。(あらた5歳の頃)
やりたいと思える気持ちが大事
新太って好奇心あるんやねと言ったらそう返ってきて、ほんとにそうだなと思った。「っていうんかな?」とついていた点も深い意味がある(あらた7歳の頃)
幸せっていうのは、みんなで暮らすことかな
みんなというのがすごく感慨深い。絶対に一人じゃないんだなぁ。だけど、家族とも捉えられるし、友達もあるしその範囲はどんどん広げていける。その「みんな」という考えが素敵だ(あらた7歳の頃)
豊かってことは、自然を感じられるってこと
やと思う。と僕の豊かってどういうことなんかな?という質問に答えたあらたの飾らない言葉に感動した。(あらた7歳の頃)
じゃあ、(みんなにとっての)できることがあるってこと?
勉強ができなくっても、優劣ってないんじゃないかな。他人より仕事ができても、だから偉いっていうわけでもないのかなと話していたら、言ったこと。(あらた7歳の頃)
なにごとにも いいことがあること それがいちばんだいじ
フンフン歌っていた。よく聞くと「負けないこと♪投げ出さないこと♪」あーあれね!あの歌ねと思った。らその続きが「なにごとにも いいことがあること それが一番だいじ」と。何度いう抜群のワードセンス。そして考えさせられる内容。何にもいいことがないと嘆きそうなことがあれば思い出して歌いたい。どんなことにもその中にいいことが含まれるってことを。(あらた7歳の頃)