1. HOME
  2. 中原ストア
  3. 中原ストア(編集部)
  4. 失敗しない賃貸マンション選びの秘訣(2人での生活)

失敗しない賃貸マンション選びの秘訣(2人での生活)

「引越」とは、生きているうちに何度か訪れるイベントです。場合によっては、10年以上も住む事になるかもしれない物件をどう選んだら良いのか。ここで失敗するのと成功するのでは大きく幸福度が違ってきます。ここでは、初めての物件選びを想定して、僕の基準での失敗しない可能性が高い賃貸マンションの選び方と理由を伝えます。
a0002_009085

これだけは譲れない!必須条件

1:駅から徒歩3~8分以内
最も重要なのは駅から近いと言う事です。これはライフスタイルにもかなりよるのですが、会社勤務の若い人には必須条件だと考えています。夜遅くに会社を出てもそれほど苦にならずに帰宅できる。電車からおりてもすぐに家なので楽という事です。通勤時間の30分の短縮が精神的な疲れを癒します。

2:スーパーが近くにある※できれば大型スーパー
良いスーパーが近い事は、自炊につながります。外食に頼ってしまうと食生活は乱れ、支出が増えます。健康的な生活を送るためにも重要なポイントです。また奥さんのストレス軽減にもなります。

3:40㎡~60㎡前後であること(1LDK/2DK/3DK)
40㎡というのは、だいたい6畳の部屋が一つとリビングダイニングキッチンがあるという感じです。もしくは2DK=6畳×2部屋+ダイニングキッチンという間取りかもしれません。新入社員時代の1人暮らしだと30㎡代でも全く問題ないのですが、ちょっと狭く感じると思います。2人で少しだけゆとりがあるけれども広すぎずちょうど良い広さは僕にとって50㎡〜60㎡くらいだと感じています。

4:風呂トイレがセパレートであること
言わずもがなですが、トイレとお風呂がセパレートであってできればユニットバスタイプではない事が望ましいです。また、トイレは清潔感があるかどうかが重要です。古すぎないかもチェックしてください。

5:SRCもしくはRCであること
SRCというのは、鉄骨鉄筋コンクリート造というものです。とにかく強いと思ってください。また、遮音性にも優れています。RCというのは鉄筋コンクリート造です。一般的なマンションはこちらの構造だと思います。軽い作りのものに、鉄骨造とか木造があります。間取りやロケーションによっては問題ない場合もありますが、十分に調べられない賃貸マンションでは避けた方が無難だと思います。

6:エントランスが奇麗(ゴミが散らかっていない)であること
エントランスが奇麗なのは、管理が行き届いているかと言う事です。また、誰かが汚いと感じた時にゴミを捨てるようなマンションかどうかがわかります。賃貸の場合自分が住んでいるくせに、全く自分の家じゃないように生活をする人がいます。外でポイ捨てするような人かも知れませんね。意外と重要なポイントです。

これが叶ってたら、良いですね!できれば欲しい条件

1:3階以上、7階未満が望ましい
1階/2階でも問題ないのですが、マンションがあるようなところには近くにもマンションがあり、概して1階や2階はじめじめしがちです。また、前述の理由から暗くなることも多いです。気持ちは環境から入る事もありますので、できるだけ地表近くは避けた方が良いかも知れません。また、上すぎるのも困りものです。とくに屋上の一階下は夏場暑く冬場寒い状況になりがちです。また、エレベーターの点検時や災害時などに階段でも上り下りがなんとかできるように考えると3〜6階くらい(エレベーター付き)が良いかもしれません。

2:網戸がある
僕の基準では建築年数が譲歩できるところです。昔のマンションは意外とこの網戸が付いていない事が多いのですが、夏にちょっと開けたい時など不便です。自分でつけても良いんですが、賃貸ですからちょっと面倒です。

3:日当り/通風が良いこと
日当りが良いのは南向きや南東にバルコニーを持ってきている部屋です。欲を言えばその対壁にも窓が付いているとベストです。明るい広めの窓で太陽光を取り入れて明るい生活をし、朝が来るときちんと明るくる部屋を選びましょう。また、環境という側面からコンクリートは水分を含んでじめじめしやすいので、できれば通風が良いお部屋にするのが理想的です。具体的には窓が二個あるなど、風の流れが作れるかどうかをチェックします。

4:コンビニが近くにあること
友達が泊まりにきた時や、銀行のATMの利用など、コンビニは非常に便利な存在です。できれば駅から自宅にくる途中にコンビニが近くにあると良いでしょう。

5:家賃が相場くらいから1〜2万円安い
後述の譲れるところで築年数が古いと言う事を述べますが、手入れが行き届いているのであれば僕は古くても全くかまいません。そのかわり相場からちょっと安い物件であってほしいです。これは、できればというくらいですが。ちなみにどうやって相場=だいたいの金額を調べたら良いのか?と言う事ですが、インターネットを使って、アットホームやスーモやヤフー不動産でチェックをしたら良いでしょう。検索条件はわかっていますね?①駅から徒歩8分以内②床面積35㎡〜50㎡③1LDK/2DKで調べます。その中で比較的新しい物件(=築が浅い)物件の平均がだいたいの相場です。それをみて築年数の古い物件でめぼしいものをチェックです。

6:クリーニング屋が自転車で5分以内にある
クリーニングはサラリーマンにとって意外と必要な存在だったりします。できれば近くにやすいクリーニング屋があれば良いのですが。

7:軽く食事できるようなお店が近くにある
共働きが多い今、自炊は理想的ですが、お互いに疲れてしまっている時もあるでしょう。そんな時は近くに気軽に寄れる美味しい店があると良いでしょう。中華と定食屋とうどん屋があると便利です。

8:1Fの郵便受けが奇麗で、入居者の名前がきちんと表示されていること
郵便受けにチラシがパンパンになった人がたくさんいたり、名前を出していないポストがやたらとある。というのは、非常に問題のある人が住んでいる可能性が高そうです。郵便受けをチェックできない、一杯になっても気にならずそのままにしておく人が住んでいる。入居者が名前をきちんと表示できるような環境、住人であること。また他人との干渉を受けたくないにせよ、自分を発信できる方が住んでいるマンションが良いでしょう。

全てを求めては何も得られない。ここは、譲れるというところを決めておく!

1:築年数が古い
築年数が古くても中身がきちんとしていれば、健康的で快適な生活は送れます。ロック式の自動ドアは無くても、怪しい人が寄り付かないようなマンションであれば安心して住む事ができます。僕は、奇麗なマンションも良いと思いますが、時間が経って成長したマンションの方が落ち着けるような気がします。

2:敷金/保証金が多少高い
敷金や保証金が0円という物件も増えてきています。もちろん、大家がとりすぎるのが我慢ならんという人もいるかもしれません。ただし、総合的に見ると結局最終的にいくら払う必要があるのかと言う事です。家賃が高くて敷金/保証金が安いのか、その逆もあるかもしれません。一方視点を変えると、お金を持ってなくて貯金も無くてとにかく初期費用が無いと言う人が大勢住んでいるマンションと言うのは、何となく想像し易い気がします。敷金や保証金が高いと言う事はデメリットばかりではありません。一種のフィルターの役割もしてくれます。